外科・下肢静脈瘤

外科

傷や痛みだけでなく、隠れた病もチェックします

当院の外科は、一般内科の視点も含めた幅広い視野で診察を行っています。傷や痛みなど見た目の症状だけにとらわれず、内臓の病気が潜んでいないか見逃さないように、細部にわたる診断、丁寧な治療を心がけています。

当院で対応可能な外科症状と疾患

  • 縫合が必要な切り傷
  • 擦り傷
  • やけど
  • 打撲
  • 捻挫
  • 骨折
  • 関節炎・ひざの痛み
  • 手足のあらゆる痛み・腫れ
  • 床ずれ
  • 鼠径ヘルニア
  • 下肢静脈瘤  など

下肢静脈瘤

日帰り手術も行っています

下肢静脈瘤

手と足の静脈には血液が心臓に戻りやすいよう、逆流防止の弁が付いていますが、この弁の不具合で逆流が起きたり、太い静脈が詰まると、皮膚に近い静脈が膨らんできます。この太く長い膨らみが「静脈瘤」と呼ばれるもので、その多くが足(下肢)に現れます。
下肢静脈瘤はエコノミー症候群(深部静脈血栓症)の後遺症、長時間の立ち仕事が原因といわれていますが、良性の病気で、重篤な病気につながることはあまりありません。
ただ、症状により治療や手術が必要な場合もありますので、気になる症状の方はご相談ください。

下肢静脈瘤の症状

  • 脚の皮下静脈がこぶのように盛り上がったり、網目状に浮き出た状態になる
  • 脚にだるさやむくみ、痛みやかゆみを感じる
  • 皮膚が硬くなったり、えぐれたようになる
  • 下腿に湿疹や色素沈着(皮膚の色が黒っぽい)が見られる
  • 血行が悪くなるため、歩いている時や就寝中にこむら返りを起こしやすい状態になる

これらの症状の程度は静脈瘤の太さや大きさに関係なく、静脈瘤が細く、こぶがない患者さんでも痛みを感じる方もあれば、大きなこぶがあっても自覚症状がない方もいらっしゃいます。

下肢静脈瘤になりやすい方

  • 妊娠、出産を経験した女性
  • 立ち仕事の方
  • 運動不足、肥満の方
  • 親兄弟に下肢静脈瘤の方がいる
  • 高齢の方

下肢静脈瘤の検査

まず視診や触診で、立った状態の脚の血管のこぶや腫れ具合を診断します。静脈の太さや血管の流れ、血液の逆流の有無、こぶが存在している箇所を診断するために超音波検査を実施する場合もあります。
複雑な静脈瘤や過去に治療した経験がある再発静脈瘤の場合は、造影剤を用いたCT検査やMRI検査を行うこともあります。

下肢静脈瘤の日帰り手術について

下肢静脈瘤

当院では日帰りでできる下肢静脈瘤硬化療法を行っています。
硬化剤(血管を固める薬)を静脈瘤内に注射した後、弾性包帯で圧迫して静脈瘤をつぶしてしまう治療法で、一回の施術時間は10~15分。軽い静脈瘤であれば外来で施術が可能で、原則的に入院の必要がありません。通常麻酔を使わず、その日から歩くことができきる上、傷跡がほとんど残らないというメリットがあります。

※術後の経過観察の為の通院が必要です。

お問い合わせはお気軽に

診療時間 9:00〜12:00/16:00〜19:00
受付時間 8:45〜11:30/15:45〜18:30
休診日  水曜•土曜午後•日曜•祝日

052-603-3550 052-603-3550